


SOLD OUT
レーベル: 溝 – MIZOCD001
フォーマット:CD
国: JPN
リリース:2022年
ジャケット N / 盤 N
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当店主宰レーベルからの第一弾は衝撃の旧ソ連音源オンリーMIX!
MIZO店主でもあり、広島の老舗Bar Edgeにて不定期レギュラーパーティー「GROOVYL」を主催するDJ YANによる、トリップするような楽曲で全世界を旅するMIXシリーズ『TRIP OUT』。
近年、辺境グルーヴ最後の秘宝と噂される旧ソ連の音楽、その名も『RED FUNK』。その独特なグルーヴを持った音源の数々を、大胆且つ繊細にまとめた65分。
不穏で冷たくもダイナミックで、ドープなソビエト•グルーヴをご堪能あれ。
アートワークはOsagodard(BrowseDepart)、マスタリングは8ronix(bullpen Lab.)。
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この作品は、初めてRED FUNKに触れた時の衝撃をそのままに、私が考える旧ソ連グルーヴの一番"カッコイイ"と思う、真骨頂とも言えるサウンド(ドープなジャズ〜サイケ・ファンク、VIAモノ等)を、"架空のモスクワ音楽祭"を妄想しながら贅沢にパッケージしました。
所謂”ロシアン・ディープ・ファンクMIX”と言ったところでしょうか。
レアグルーヴだけど、ジャンルとして確立されたものではなく、もっとリアルなところを体感できるかと思います。
社会主義・共産主義のため、生活の全てを国にコントロール・制限され、外からの情報を完全に遮断された、”壁の中の世界”で生まれた楽曲群。
当時の状況は当事者じゃないと絶対分からないと思いますが、コロナで制限された今の世の中を生きる私達なら、この音楽を聴いて何か感じるものはあるのではないでしょうか。(店主 / DJ YAN)
【Recommend 】
かつて世界と断絶し、その覇権を握った超大国ソヴィエト。張り巡らされた鉄のカーテン、そしてその内側で秘匿されることおよそ50年……禁断のグルーヴが今ここに明かされる!
国家指定のモスクワ・アカデミック・ジャズから、バルト無双の剛腕サイケ・ファンクまで、ここには安易な西側カテゴライズを拒む、鉄の味したたる真紅のグルーヴが渦巻いている。過度なミックスは抑えられ、まるで(実現し得なかった)架空のフェスティバルを描くような、ストーリー・テリングの技もまた至妙。ドープ!
-山中 明(Red Funk)-
広島の熱き新星 DJ YANによる全編ロシア産レコード、所謂"RED FUNK"で構成された尖りまくったMIX!
前衛的で不穏な空気を纏ったイントロ、この先何が出てくるのか心細くなる訝しげな反復グルーヴの序盤
ほんのり光が差した先に辿り着いたのは...
レアグルーヴィな第2ゾーン。
先程感じた不穏なムードを一気に吹き飛ばすかのような痛快さ!
しかしお国柄なのか何処かしら冷たさを含んだUSディープファンクとは似て非なる、
所謂和ファンク、和ジャズ にも通じる湿り気を帯びた感触のロシアンブレイクスの応酬に胸が高鳴りココロ踊らされていく。
高揚したココロを落ち着けさせるかの様に プログレッシブな2stepビート 所謂サンプリングソースとしても存分に機能するであろう狂った ロウなビートの第3ゾーンに突入
脳内が横揺れトリップしようとした矢先
何かに取り憑かれたかのように激しく叩きつける激しいフロアフィラーなファンクトラックへと変貌。
心地よさと高揚感が交錯してココロに更なる刺激が突き抜けていく。
燃え尽きた先に待っていたのは...
皆大好きな名曲のドラマティックな謎カバー!
(何これ? 俺も欲しい!)
高まる気持ちはもはや絶頂を迎える。
桃源郷に到達。
という4部構成。
緻密に練り込まれた構成力、展開力には舌を巻く。
又、突き詰め、突き抜けているディガーとしてのポテンシャルの高さに驚かされると同時に深い親近感を覚える。
煮えたぎる様な熱さと何処か底の知れない冷たさが同居する
かつて存在した1970年代の北の異国の情緒に想いを馳せてしまう 不思議なトリップ。
正に"TRIP OUT"だ。
全編に渡り重く畝るベースライン、ドンシャリなビートだらけな刺激的なサウンドプロダクトの応酬にも
世の中にはまだまだ素晴らしい未開のグルーヴが沢山存在するという果てしなさ、嬉しさを痛感させられる。
こういうのが聴きたかったという俺の音楽的飢餓感をすっかり満たしてくれる素晴らしい作品。
DJ YAN恐るべし! だよ。
-FLATT THE LAIDBACK(EXHUME EXHUME)-
■DJ YANプロフィール
広島のレコードショップ『MIZO』店主。和歌山県出身。19歳で広島に移り住み、DJ活動開始。かつてはロック界隈の様々なパーティーで功績を残してきた。
キャリアを重ねるにつれ、さらにディープに音楽を掘り下げ、ジャンルに捉われることなく日々未知のグルーヴを追い求めている。
instagramアカウント : @djyan_hiroyan